開業届も忘れずに！
提出した方が様々なメリットを得られる
提出した方が様々なメリットを得られる
開業届とは、個人事業の開業を税務署に知らせるためのものです。事業を開始してから1ヵ月以内に提出が求められます。別に提出しなくても問題ないのですが、フリーランスになるなら提出しておいた方がメリットがありますよ。
まず、開業届を提出することでフリーランスとしての自覚が生まれます。各項目を記入し、税務署に提出することで「フリーランスとして頑張っていくぞ」という気持ちになれますよ。
開業届と青色申告承認申請書を提出することで、確定申告を青色で終えられる点も大きなメリットですね。青色申告は節税面で大きく優遇されています。青色申告をするためには書類作成が少し面倒になりますが、そこさえ乗り越えれば大丈夫ですよ。
また、事業用銀行口座を作れる点も見逃せません。屋号名で銀行口座を持ちたい場合は開業届を提出しておきましょうね。開業届は事業主であることの証明になるので、教育機関や融資の申し込み、事務所の契約などの際に証明書の役割をはたしてくれる点もメリットの1つです。
開業届を提出する際は、国民健康保険と国民年金への加入を済ませておきましょう。また、サービス内容によっては開業時にまとまった資金が必要になることもあります。そのため、資金調達もしておきましょう。銀行や信用金庫からの創業融資、日本政策金融公庫からの創業融資、補助金や助成金など、資金調達にはいくつかの方法がありますので、それぞれの内容を比較した上で決めましょうね。メリットが大きいのは、日本政策金融公庫の新創業融資制度です。不動産などの担保が不要なので、他の方法よりも資金調達がしやすいですよ。また、金利が低めに設定されているのも嬉しいポイントですね。限度額や利用用途についても自由度が高いです。
フリーランスになって開業届を提出した後は、日々の経理を怠らず、確定申告に備えなければなりません。確定申告における所得とは、売上から経費を差し引いた金額です。経費を適切に差し引くためにも、こまめに領収書を整理して記録しなければなりませんよ。確定申告が近くなってから1年分をまとめて計算するのは大変です。なので、こまめに整理するように心がけてくださいね。経理作業をする際は、会計ソフトを使うことをおすすめします。初めての人でも簡単に経理作業ができますよ。
特におすすめなのが、以下に紹介する「やよいの青色申告 オンライン」です。簿記の知識がなくても金額などを入力するだけ作成できるので、初心者にもおすすめです。
